奈良女子大学理ムヌヨ゙ヘィ_ヨミケフ蟯ハヘホィメサケルヘ 数学科

親子で体験マテマチカ  −小学生のための数学体験会−

親子で体験マテマチカ第1回・第2回は終了しました。ご参加頂いた親子のみなさまありがとうございました。

2004年度「親子で体験マテマチカ」第3回実施要項 11月13日(土)開催、申し込み開始は10月1日(2004/09/15)

マテマチカ第1回 マテマチカ第1回 マテマチカ第2回 マテマチカ第2回

●「親子で体験マテマチカ」実施要項(第1回、第2回)

 講師:

上田勝 (本学数学科教授), 武田好史 (本学数学科助教授), 篠田正人 (本学数学科助教授)

 日時:

第1回:平成16年8月21日(土) 「白と黒の数学−裏返したり動かしたリ−」

第2回:平成16年8月28日(土) 「ちょっと難しい数学も体で感じて理解しよう」

いずれも途中に休憩の時間をはさみながら,午前10時から正午まで

なお、第3回も実施予定(現在計画中)です.

 受講対象:

小学5・6年生とその保護者とのペア (男子女子を問いません)

 定員:

各回とも,申し込み受付順にそれぞれ先着25組

 受講費:

受講料,材料費とも無料

 内容:(下記の保護者の方へもご覧ください)

第1回: 「白と黒の数学 −裏返したり動かしたり−」 
表が白、裏が黒の駒(こま)を使ったパズルを考えてみましょう。その中に数学の面白さが隠れています。 (担当:篠田)

第2回: 「ちょっと難しい数学も体で感じて理解しよう」 
数式や計算、もちろん証明などには全くふれずに、小学生には少し難しい数学を直接体で自然に感じてもらおうと思っています。 (担当:武田)

 場所:

奈良女子大学理ムヌヨ゙ヘィ_ヨミケフ蟯ハヘホィメサケルヘ会議室(近鉄奈良駅北へ徒歩5分)(地図)

 申し込み方法:

7月1日(木)より受付を開始します。
「親子で体験マテマチカ第1回(または、第2回)受講希望」と明記の上、参加される小学生と保護者双方の氏名、学校名と学年、住所と連絡先電話番号(またはe-mailアドレス)を明記の上、下記の申込先にFAXまたはe-mailにてお申し込みください。

 申し込み・問い合せ先:

奈良女子大学 理ムヌヨ゙ヘィ_ヨミケフ蟯ハヘホィメサケルヘ 数学教室
FAX: (0742)20-3367, e-mail: math-dep@cc.nara-wu.ac.jp

●保護者の方へ

第1回8月21日:「白と黒の数学 −裏返したり動かしたり−」

白黒写真や電光掲示板は、白と黒というたった2つの色の組み合わせでいろいろな風景や文字を表しています。
この日は、表が白、裏が黒の駒(こま)を使い、ルールに従って動かして目標の図形を作るパズルを考えてもらいます。 いろいろな問題を児童が自分の力で考えることを通して、数学の高等概念の入り口を感じてもらうと同時に、「考えること・わかることの楽しさ」も知ってもらいたいと思っています。 そして、さらに「こうしたらどうかな?」と、自ら新しい疑問に踏み出してくれることを願っています。
保護者の方には、お子さんが問いを解決していく過程をあせらずゆっくりと見守ってあげてくださるようお願いいたします。


第2回8月28日:「ちょっと難しい数学も体で感じて理解しよう」

高等数学を学んでいくと、次第に日常の自然な感覚からかけ離れた世界に 数学が広がっていくように感じることがあります。もちろんそのことを完全には 否定しきれません。しかし、数学を学んでいると時には、

初等数学から高等数学への展開は、

非人間的で機械的な数字や式の世界から、

人間にとって自然な感覚の世界への展開である

ことを感じることがあり、それにより、数学の自然で人間的な美しさに気づき、共感することがあります。つまり、「高等数学は自然で人間的な感覚を,非人間的で機械的な数や式で表そうとするから難解なものになっている」ともいえるのです.
「ちょっと難しい数学も体で感じて理解しよう」では,数式や計算,もちろん証明などには全くふれずに、小学生には少し難しい数学を直接体で自然に感じてもらおうと思っています。

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