昨年秋にウクライナから奈良に避難したヴィクトリア?アルテメンコさんと、奈良女子大学附属小学校2年生との交流について、放送局NHK総合1?奈良「ならナビ」にて放送されました。
 現在、天理市の大学の留学生として日本語や日本文化を学んでいるヴィクトリアさんは、教員を目指しておられます。そのためこの交流では、附属小学校朝倉教諭と協力して、子どもたちの英語の学びを進めること、ウクライナについての学びを進めることの両面を意識して交流を続けてこられました。
 当日の放送では、ヴィクトリアさんは英語も交えて、日本の伝統的な遊びであるけん玉やふくわらいで生徒子どもたちと一緒に遊んだり、子どもたちの作ったおにぎりを食べるなどして楽しく過ごしていました。
 ヴィクトリアさんはロシア侵攻を受けたときの恐怖や、日本や世界の方たちにウクライナで起きていることを忘れないでほしいと 子どもたちに語りかけました。
 子どもたちからは、「ヴィクトリアさんに楽しんでもらえてよかった」「会議などをして、平和な世界にしてほしい」といった声が聞かれ、単なる英語の学習の枠を超え、ウクライナの避難民の現状や自分たちにできることを考えるための総合的?国際的な視点を育む学習へ発展するきっかけになっています。

▼動画?記事URL
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230221/2000071259.html