平成30年6月29日(金)10時より平成29年度やまと共創郷育センターCOC+評価委員会を開催しました。やまと共創郷育センターCOC+評価委員会はCOC+事業について適切な評価を行うための組織で、長友恒人氏(前奈良教育大学長)を評価委員長として浦岡行治氏(奈良先端科学技術大学院大学教授)、戸谷裕之氏(大阪産業大学教授)、福田隆一氏(奈良女子大学監事)、川村婦美子氏(奈良女子大学監査戦略室長)を評価委員として事業の達成状況、進捗状況の評価をいただきました。
長友委員長から、「『地(知)の拠点大学による地域創生推進事業(COC+)』5カ年計画の第3年度にあたる平成29年度は事業活動にかなりの進展がみられた。特に、学生が奈良県を知る、県内企業や自治体を知ることが教室における授業だけでなく、現場における実践的・体感的な経験は一定の成果を収めたと評価される。また、学生の教育に加えて、教員と企業との交流(経済同友会、県内企業)が行われたことも新しい試みとして評価される」との講評をいただきました。
また、「平成30年度は、事業が始まってから第4年次にあたり、入学初年度から本事業に関わる授業を受講し、県内企業や自治体の取組への参加、PBL型の校外における実践的プロジェクト等を体験した学生が就職活動を開始し、就職する段階に入ることから『奈良県下の連携自治体にある企業への就職率向上により若年層人口を奈良県に留める』ことを目標とし、大きな数値目標を掲げていることを考慮するならば、奈良の魅力や奈良県にある企業を知った学生が一歩進んで県内就業を志向するための企画や工夫が必要であろう」との提言を受けました。